1月1日、BYDは生産・販売速報を発表しました。データによると、2024年のBYDの新エネルギー車の累計生産台数は430.41万台で、前年比41.34％増加しました。また、累計販売台数は427.21万台で、2023年の302.44万台に比べて41.26％増加し、初めてSAIC（401.3万台）を超えました。これにより、SAICが18年間維持してきた中国メーカー販売台数首位の地位が終焉を迎えました。

BYDの販売台数の成長は、主にプラグインハイブリッド車（PHEV）に支えられています。2024年、BYDはプラグインハイブリッド車を合計248.54万台販売し、前年比72.83％増加しました。一方、純電気自動車（BEV）の販売台数は176.50万台で、前年比12.08％増加しました。

BYDは2024年の世界新エネルギー車メーカー販売台数ランキングで首位を維持する見込みです。ただし、BEV販売台数の首位争いは依然として不透明です。テスラは2024年の第3四半期までに世界で129.4万台のBEVを販売しており、市場予測では2024年の年間販売台数が約180万台と見込まれています。この数字は前年とほぼ同水準であり、BYDの販売台数をわずかに上回っています。