Leapmotor、6月販売が9.3万台 単月10万台に迫り新興EV勢を独走

7月1日、新興EVメーカーのLeapmotor(零跑汽車)は最新の納車実績を発表しました。発表によると、2026年6月の世界販売(納車)台数は9万3,376台となり、前年同月比95%増となりました。単月の納車台数は過去最高を更新し、10万台に迫る水準となりました。2026年上半期(1~6月)の累計納車台数は35万6,487台で、6月18日時点の世界累計納車台数は150万台を突破しています。
このうち、上半期の海外輸出台数は約10万台に達し、2025年通年の輸出台数を上回りました。イタリア市場では、同社のBEV(電気自動車)の市場シェアが3分の1を超え、T03は現地で最も販売されたBEVとなっています。
Leapmotorは2026年初め、年間販売目標を100万台に設定しました。当時は、この目標を強気すぎると受け止める見方もありましたが、市場での販売が好調に推移したことを受け、同社は2月に年間販売目標を105万台へ引き上げました。
車種別では、新型「A10」が複数カ月にわたり月間2万台超の納車を維持し、販売をけん引しています。また、4月に発売された「D19」の累計納車台数は約2万台に達しました。さらに、6月末に発売されたばかりの新型MPV「D99」も、7月以降の販売拡大への寄与が期待されています。
今後は、量販モデルとして「A05」の投入も予定されています。A05は都市部での通勤需要を想定した小型BEVで、価格は5万~8万元程度となる見込みです。全長は4.2メートル、ホイールベースは2,605mmで、70kWモーターとリン酸鉄リチウムイオン(LFP)バッテリーを搭載します。小型車でありながら比較的広い室内空間を確保していることが特徴で、価格競争力の高さから販売拡大が期待されています。
上半期終了時点で、年間販売目標105万台に対する進捗率は35.6%にとどまっています。一方で、今後毎月10万台超の販売を維持できれば、年間販売目標の達成も視野に入るとの見方もあります。
同日には、主要な新エネルギー車メーカーも6月の納車実績を発表しました。ファーウェイ系の「鴻蒙智行(HIMA)」は5万624台、NIO(蔚来)は4万597台、XPeng(小鵬汽車)は4万126台、Zeekr(極氪)は3万5,169台、AITO(問界)は3万199台、HYPTEC(注)/AION(昊鉑/埃安)は3万3,682台、Deepal(深藍汽車)は3万3,625台、Li Auto(理想汽車)は3万895台、シャオミ(小米汽車、Xiaomi Auto)は3万台超、Voyah(嵐図汽車)は1万4,223台、Avatr(阿維塔)は1万153台でした。
注:2024年8月、昊鉑は公式声明を通じて、ブランドの英語名称を従来の「HYPER」から「HYPTEC」へ変更すると発表しました。