中国、ドイツ最大の新車輸入元に浮上 1~7月の輸入台数は前年比120.9%増

 ドイツ連邦統計局(Destatis)が公表したデータによると、2026年1~7月にドイツが輸入した新車の乗用車は約130万台で、前年同期比16.0%増加しました。輸入額も12.6%増の349億ユーロとなりました。

 このうち、中国から輸入した新車の乗用車は約17万5000台で、前年同期比120.9%増加しました。中国は前年同期の4位から首位に浮上し、ドイツ最大の新車輸入元となりました。ドイツの新車輸入全体に占める割合は13.8%です。

 2位はチェコで約17万3000台、シェアは13.7%、3位はスペインで約15万7000台、同12.4%でした。

 ドイツの新車輸入全体をパワートレイン別に見ると、内燃機関車が引き続き最も多くなっています。

 2026年1~7月の輸入台数は、内燃機関車が約55万4000台で全体の43.7%、ハイブリッド車が約40万3000台で31.8%、BEV(バッテリーEV)が約30万9000台で24.4%でした。

 前年同期比では、内燃機関車が9.0%減少した一方、ハイブリッド車は36.0%増、BEVは66.3%増となりました。

 輸入全体に占めるハイブリッド車とBEVの割合は、それぞれ31.8%と24.4%で、合計すると56.2%となります。

 輸入が増加する一方、ドイツからの新車輸出は減少しました。

 ドイツ連邦統計局によると、2026年1~7月の新車乗用車の輸出台数は約200万台で、前年同期比4.0%減少しました。輸出額も8.9%減の735億ユーロとなっています。

 主な輸出先は英国、米国、イタリアです。

 英国向けは約25万8000台で輸出全体の13.0%、米国向けは24万5000台で12.3%、イタリア向けは14万7000台で7.4%を占めました。3カ国を合わせると、ドイツの新車輸出台数全体の32.7%となります。

 パワートレイン別では、内燃機関車の輸出台数が前年同期比2.9%減の約100万台、BEVが2.9%減の56万台、ハイブリッド車が8.2%減の38万台でした。

 2026年1~7月のドイツから米国への新車乗用車輸出台数は24万5000台で、前年同期比2.6%減少しました。輸出額は17.1%減の96億ユーロでした。このうち、内燃機関車は約19万8000台で、ドイツの米国向け新車輸出全体の80.8%を占めました。台数は前年同期比31.7%増加しています。

 一方、米国向けのハイブリッド車輸出は50.3%減、BEVは56.1%減となりました。