2月の欧州市場で中国車販売が64%増加!BEVは減退、PHEVが関税上昇の影響を受けず急拡大

市場調査機関Dataforceのデータによると、今年2月、中国の自動車メーカーの欧州市場での販売台数は前年比64%増の38,902台となり、市場シェアは昨年同期の2.5%から4.1%に拡大しました。

特に、Chery(奇瑞)、BYD、SAIC(上汽)傘下のMGブランドが顕著な成長を見せました。

今年2月、欧州全体の純電気自動車(BEV)販売台数は前年比26%増加しましたが、中国から輸入されたBEVの販売台数は前年比3.4%減少し、11,116台となりました。これは主に、EUが中国製BEVに対して最大40%近い関税を課していることが原因です。一方、EUの新たな関税政策の影響を受けない中国製プラグインハイブリッド車(PHEV)の販売台数は、前年比321%増の4,744台を記録しました。その中でも、BYDのSeal U中型SUVのPHEV版が2,281台の販売台数を達成し、首位に立ちました。これに続くのは、MG HS PHEV版(1,079台)と奇瑞傘下のJaecoo 7 PHEV版(971台)でした。

2月の中国製ガソリン車の販売台数は前年比27%増の11,798台となりました。特に、Chery傘下のJaecooとOmodaブランドが好調で、MG HSガソリン版とMG3ガソリン版も堅調な販売を記録しました。

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