CATLの欧州進出

動力電池最大手のCATL(寧徳時代)は8月上旬に、欧州に2カ所目のバッテリー工場を、ベンツと共同で73億ユーロを投じて建設する計画を発表した。第2工場の立地はハンガリーで、計画生産能力は100GWhであり、ベンツのほか、フォルクスワーゲン、BMW、Stellantisにもバッテリーを供給する計画である。

最近、一部の海外メディアは、CATLはすでに欧州で3カ所目の工場を計画していると報じた。ただし、CATL欧州会長のMatthias Zentgraf氏は、欧州第3工場を建設するか否かはまだ検討中と述べたうえ、今後欧州のEVへの十分な需要はなければ、第3工場の建設を建設しないとの見方を示した。

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