2019年11月12日
Unievの充電プラットフォームは中国全土の85%の充電スタンドをカバー

(以前ご紹介した「充電インフラ大手が共同で設立した『聯行科技』、ベースプラットフォームを発表」の続報になります)
2018年末、国家電網、南方電網、特来電と星星充電(StarCharge)が共同で設立した聯行科技(以下はUniev)は、独立した第三者電気自動車充電サービスプラットフォームに位置づけられる。現在、全国の充電スタンドの同プラットフォームへの接続数は85%を上回り、プラットフォームのサービスは285都市を、高速道路は約5万キロをカバーしている。
今年6月30日、Unievは充電施設の相互接続のベースプラットフォームを発表し、プラットフォーム初の大衆向け製品である「聯行逸充」アプリを同時に発表した。3カ月後、「聯行逸充」と連携した「微信アプレット」と「H5」が相次いでリリースされた。
11月8日、「創・享」をテーマとしたUnievプラットフォーム製品発表会が北京で開催された。今回のイベントで、Unievはユーザー側、事業者側、完成車メーカー側、行政側の全製品マトリックスを初めて対外的に発表した。
ユーザー側では、Unievが既存の「聯行逸充」製品に改良を加え、最初のアプリから微信アプレットとH5プラットフォームに拡大した。現在、最新版の聯行逸充は経路計画、1回あたりの充電率アップ、駐車料金の減免などの新機能を実現できる。
車載機では、主な情報をドライバー側に置いて表示し、音声操作を実現して運転の安全性を高めた。また、車から降りてQRコードをスキャンして充電する必要もなく、ソケットを挿入しただけで充電開始する機能を取り入れた。
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