BYD、テスラを追い抜き、新エネ車一位の座獲得

BYDの発表によると、同社6月の販売台数は前年同期比162.7%増の134,036台に達した。乗用車の販売台数は同168.8%増の133,762台、DMタイプ(ハイブリッド)乗用車の販売台数は64,218台、EV乗用車の販売台数は69,544台であった。

製品シリーズ別では、「漢」の6月の販売台数は25,439台で、うち「漢DM」系は前年同月比386%増であった。上半期の「漢」シリーズの累計販売台数は25万台を超えている、「唐」の6月の販売台数は8,134台で、うち「唐EV」は前年同月比837.1%増で、「唐」シリーズの累計販売台数はこれまでに34万台を超えている。「宋」の6月の販売台数は32,077台で、うち「宋DM」は前年同月比386.6%増であった。「宋」シリーズの累計販売台数は121万台を超えている。「秦」の6月の販売台数は26,623台で、うち「秦PLUS EV」は前年同月比163.8%増であった。「秦」シリーズの累計販売台数はこれまでに65万台を超えている。「元」の6月の販売台数は19,731台で、うち「元PLUS」は前月比45.3%増だった。「元」シリーズの累計販売台数はすでに30万台を超えている。

「オーシャン」シリーズで現在販売中の2車種、「駆逐艦05」の6月の販売台数は前月比63.8%増の7,464台で、「海豚」の販売台数は前月比61.4%増の10,376台であった。

1-6月の同社の累計販売台数は前年同期比314.90%増の641,350台に達した。このようパフォーマンスは、同社がテスラ(上半期564,743台)をリードし、暫定的に「世界新エネ車一位」の座を獲得したことを意味する。

年初に行われた「電気自動車モビリティ100人会」で、BYD総裁の王伝福氏は、「当社はブレードバッテリー、DM-iスーパーハイブリッド、eプラットフォーム3.0などの圧倒的な技術力に基づいて、EVとプラグインハイブリッドの2本立てで、まもなく技術、製品、販売の大躍進を実現する」と宣言した。

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