Geelyがエジプトで新工場を本格稼働!3年間で30,000台の年産体制へ

 1月15日現地時間、Geely(吉利)はエジプト・ギーザ県のシックス・オクトーバーシティにあるBAMC工場で、期待の高い車種「Coolray」と「Emgrand」の正式生産を開始しました。この工場では、BMAアーキテクチャの柔軟性と拡張性を活用し、セダンとSUVの2種類の車種を混線で生産しています。生産方式にはCKD方式を採用しており、今回生産される2車種は、それぞれ中国版の「缤越(Bin Yue、Coolray)」と「第4世代帝豪(Di Hao、Emgrand)」に相当します。

 Geelyはエジプトにおいて、レーザー溶接技術をいち早く導入するとともに、KUKA社製の産業用ロボットを初めて活用しました。今後3年間で、工場の年間生産能力を約30,000台に達成し、さらなる車種の現地組立生産を実現する計画です。

 報道によると、Geelyはすでにエジプト国内で45箇所の販売およびサービス拠点を設置しています。エジプトにおけるGeelyの現地化運営は、同社が推進するグローバルな「体系的海外進出」モデルの一環です。Geelyはエジプト政府の「2030年ビジョン」に積極的に呼応し、現地での製造・供給・サービスを含む全産業チェーンの整備を進めています。また、地元のパートナーと協力して、自動車産業エコシステムの構築に取り組む姿勢が期待されています。

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