新型Model Y「Project Juniper」上海工場で2024年1月から量産か?外観・内装の進化に注目
テスラは「Project Juniper」と名付けられた改良版のModel Y電動クロスオーバー車を開発中です。これは新型Model 3と似た位置付けで、先月すでに複数のブロガーが「新型Model Y Juniperは上海ギガファクトリーで旧モデルと同じラインで生産されており、来年1月に正式に量産開始される」と報じています。
新型Model Yに関する情報は今のところ非公式のネット上のリークが主であり、厳重にカモフラージュされたテスト走行中のスパイショットやレンダリング画像が広まっています。画像を見る限り、Model Y Juniperは外観、内装、性能の各部分で異なる程度の変更が加えられるようです。
外観については、新型車のフロントフェイスは従来通りのシンプルなスタイルを維持し、リアには横一文字型のLEDテールライトが採用される見込みです。また、テスラのロゴが「TESLA」の文字エンブレムに置き換えられる可能性も噂されています。
内装については、新型Model Yには15.4インチの回転式センターディスプレイが標準装備されると予想されており、その解像度は2.5Kに達します。
パワートレインについては、テスラが新たに開発した第4世代モーターシステムが搭載される可能性が高いです。
中国国内の新エネルギー車は、おおよそ9か月ごとにモデルチェンジが行われており、例えばZEEKR 001は1年で3回のモデルチェンジを重ねるなど、その更新速度は非常に速いです。一方、テスラの車両はモデルチェンジのサイクルが比較的遅いですが、それでも世界販売台数でトップの座を維持しています。
Model Yは2023年に中国国内において約65万台の販売実績を記録しています。注目すべきは、この車は購入価格が25万元(約500万円)を超えるにもかかわらず、多くの中国の「新中間層」に支持されている点です。