テスラ、中国で28.5万台リコール

国家市場監督管理総局は6月26日、車両のアクティブクルーズコントロールシステムの問題により、極端な状況下で安全上のリスクが存在するとして、テスラ中国がModel 3とModel Yを28.5万台をリコールすることを発表した。うち、3万5665台の輸入Model 3、および21万1256台の国産Model 3と 3万8599台Model Yが含まれる。

発表によると、今回リコール対象となった車両はアクティブクルーズコントロールシステムの問題により、運転者が誤ってアクティブクルーズコントロール機能を作動させて、予想外に急発進してしまう可能性がある。

テスラ中国はSNSを通じて、「今回のリコールで所有者の皆様にご不便をおかけしたことを深くお詫びします」と謝罪した。ユーザーが来店せずに自動車の遠隔アップグレード(OTA)でリコールを完了できる。OTAでアップグレードできない車両については、テスラサービスセンターがオフラインで対応する。

また、テスラ関係者は、4月上海モーターショーでブレーキ不具合を理由に派手な抗議活動を行った女性ユーザーの車両は、今回のリコールの対象外とメディアの質問に答えた。

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