五菱がCATLのバッテリー交換アライアンスに加入!複数のモデルが「EVOGO」を採用

11月18日、五菱とCATL(寧徳時代)は共同でバッテリー交換戦略を発表しました。発表会では、五菱の複数のモデルがCATLのバッテリー交換ソリューション「EVOGO」を採用することが明らかにされました。今後は商用車もこの技術を導入する予定です。

CATLによると、バッテリー交換ソリューション「EVOGO」は、1.5分以内で迅速な交換が可能で、1.6Cの充電速度にも対応しています。これにより、20〜30分以内で電気自動車の充電を完了させることができます。この技術は、42kWh、52kWh、56kWh、70kWhの4つの異なるバッテリー容量を提供しており、AセグメントとBセグメントの車両に適しています。

CATLは現在、合肥、厦門(アモイ)、貴陽、成都などの10都市で「EVOGO」バッテリー交換サービスを開始しています。2025年には、30以上の都市に500カ所以上のバッテリー交換ステーションを設置する計画です。2026年には70都市以上に拡大し、バッテリー交換ステーションの数を1500カ所以上に増やす予定です。2027年の目標は3000カ所で、長期的には1万カ所のバッテリー交換ステーションを建設する計画です。

現在、中国のバッテリー交換市場では、NIOとCATLの2つの主要なアライアンスが形成されつつあります。バッテリー交換アライアンスの目的は、一方でバッテリー交換の標準を統一し、開発および運用コストを削減することにあります。もう一方で、十分な規模を達成することで、バッテリー交換エコシステムの持続可能な発展を支えることを目指しています。

NIOのバッテリー交換アライアンスには、既に8社の自動車メーカーが加盟しています。一方、CATLも多くの企業とバッテリー交換の協力について交渉を進めており、今年は五菱のほかに、GAC AionやBAICがCATLのバッテリー交換アライアンスに参加しました。また、DiDiはCATLと共同でバッテリー交換会社を設立しています。

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