2021年の乗用車小売台数は前年比4.4%増、新エネルギー車が牽引

経済誌の「第一財経」によると、1月11日、乗連会(全国乗用車市場情報連席会)が12月と2021年通年の乗用車市場実績を発表した。2021年通年、乗用車の小売台数は2014.6万台と、前年比4.4%増加した。

2021年12月の乗用車小売台数は210.5万台と、前年同期比7.9%減、前月比15.9%増となった。ここ数年間、12月の前月比が平均10%増にとどまっているのに対して、今年の12月は市場が改善しているように見える。12月の新エネルギー乗用車の小売販売台数は47.5万台と前年同期比128.8%増となった。

注目すべきは、2021年の乗用車小売台数の伸長が、新エネルギー車により牽引されていることである。2021年の乗用車小売り台数は、2020年より86万台増えた。うち、新エネルギー車は前年同期比169.1%増の298.9万台に達し、2020年より188万台も増えた。一方、ガソリン車は2020年より102万台減少した。乗用車の対前年比成長率4.4%における新エネルギー車の寄与度はプラス9ポイント、ガソリン車の寄与度はマイナス4.6ポイントになる。

卸売ベースでは、2021年通年、新エネルギー乗用車は、前年同期比181%増の331.2万台に達した。

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