「グリーン消費促進実施案」発表、新エネルギー車市場にテコ入れ
新エネ車情報サイトの「電動邦」によると、1月21日、国家発展改革委員会、工業情報化省、商務省など7部署は、国の「カーボンピークアウト」、「カーボンニュートラル」計画を支援するために、共同で「グリーン消費促進実施案」を発表し、グリーン消費を推進する。
同案は、グリーン交通の消費に力を入れる多くの措置を打ち出しており、まず新エネルギー車の普及に力を入れ、各地の新エネルギー車の購入制限、使用制限、走行制限を徐々に撤廃する。
同時に充電、バッテリー交換、新型エネルギー貯蔵、水素補給などの関連インフラの建設を強化し、自動車、船舶用LNGの発展を積極的に推進する。新エネルギー自動車のバッテリー交換方式と燃料電池自動車の試験運営を推進する。
新エネルギー自動車の農村部キャンペーンを継続し、自動車メーカーが、農村部の移動ニーズに合わせ、品質が高く、価格が安い新エネルギー自動車の研究開発と普及を奨励し、農村部の販売、アフターサービス体系を構築し、消費者に、軽量化、小型化、環境車の購入を合理的に誘導する。
公共分野の車両の電動化を推進し、都市バス、レンタカー(オンライン配車を含む)、環境衛生、都市物流配送、郵便・宅配、民間航空空港及行政機関の業務分野における新エネルギー車の利用率を高める。
中古車業務を発展させ、中古車の移転制限政策を全面的に廃止し、中古車の流通を活性化する。廃棄物回収施設、廃棄自動車回収解体経営場所などを関連計画に組み入れ、用地を確保し、廃棄物回収ネットワークと生活ごみ分類ネットワークの「両ネットワーク融合」を推進し、合理的なリサイクルシステムを構築する。
新エネルギー車保険商品の開発を奨励する。時間帯別の電気料金を設定し、電力需要のピークと谷の価格差と変動幅を広げ、充電需要のピークと電力需要のピークをずらすと同時に、バランスがとれた電力貯蔵と電力使用を誘導し、新エネルギー車と従来の燃料車の使用コストの差を拡大する。