トヨタ自動車の中国モビリティ事業「豊桔出行」はサービス開始

トヨタ自動車、DiDiと広汽トヨタが合弁で設立した「豊桔出行(北京)科技有限公司」はこのほど、同社の蘇州常華店で納車式を行い、広汽トヨタと広汽トヨタのディーラーがLevinハイブリッド300台を「豊桔出行」に納入した。その後、「豊桔出行」は寧波市、蘇州市、常州市、金華市の4都市で、計900台のLevinハイブリッドを投入する予定。

「豊桔出行」の設立と運営は、中国市場におけるトヨタ自動車のモビリティ戦略の第一歩であると同時に、合弁企業の広汽トヨタにとってモビリティ市場に向けて踏み出した重要な一歩でもある。車両の調達方法は、「豊桔出行」が広汽トヨタのディーラーから車両を購入したうえ、トライバーにレンタルする形をとっている。

広汽トヨタのディーラーは、レンタル車両に対してメンテナンスサービスを提供するほか、ドライバーに対して研修、指導などのサービスを提供する。車両は最新型のLevinハイブリッドになっている。

この最新型Levinハイブリッドは、トヨタT-Connectに基づき、「豊雲悦享」と名付けられたコネクテッドサービスを提供し、ユーザーエクスペリエンスを引き上げることができる。ネット配車ドライバーは、車載データ通信モジュールと「豊雲行」アプリを通じ、「緊急救援、道路救援、防犯警報、盗難追跡(遠隔起動制限)、VIPサービス」など様々な接続サービスを利用することができる。


参考記事:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1652744951124529661&wfr=spider&for=pc

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