ISO 26262、A-SPICEに続き、百度Apolloは再度自動車業界規格認証を取得
2月24日Apolloは、IATF 16949:2016品質マネジメントシステム規格認証を取得したと発表した。国際的に有名な標準認証機関である NORDノースダーが授与した。
IATF 16949:2016は、自動車業界で最も権威のある新しい品質マネジメントシステム規格として知られている。この企画の制定組織であるIATFのメンバーには、BMW、ダイムラー、フォルクスワーゲン、ゼネラル、フォード、クライスラー、ルノー、プジョー、フィアット、そしてドイツ自動車工業協会(VDA)、イタリア自動車メーカー協会(ANFIA)、フランス車両設備工業連盟(FIEV)、米国国際自動車監督局(IAOB)や英国自動車製造·貿易商協会(SMMT)など、世界の主要自動車メーカーと主要国の自動車産業、製造協会が含まれている。
これまで発展を経て、過去の級規格はIATF 16949・2016として刷新された。適用範囲は自動車サプライチェーン全体に拡大され、世界範囲内の共通かつ唯一の自動車業界の品質管理システムの基本要項となり、各国の従来の自動車業界の規格にとって代わるものになっている。
百度はこれまでに、自動運転キット、高精度地図、「小度」車載OSなどの製品でIATF 16949、ISO 26262、A-SPICEなどの主要車載グレードの認証を取得している。うちA-SPICE(自動車ソフトウェアのプロセス改善と能力評価)とISO 26262(道路車両機能安全国際標準認定)は自動車電子業界の参入基準だ。
今回、百度のApolloがIATF 16949:2016を取得したことは、同社の自動運転キットがもうすでに世界の主要完成車メーカーのサプライチェーンの品質管理システムに組み込まれることを意味し、百度の自動運転量産のための基礎を固めたと言えよう。