長沙に続いて重慶もゲット、百度が西南地域で自動運転ネットワークを構築
長春(一汽)L4乗用車の生産ラインが開通し、Robotaxiが湖南省長沙市、重慶市に進出するまで、百度は中国のRobotaxiの競争トラックの先頭を走っている。これは普通の自動運転企業が追い付きそうもないスピードだ。
百度は25日、重慶市政府と共同でビッグデータ融合イノベーションの発展を推進することで提携契約を締結し、自動運転、スマートシティ、スマート政務、ブロックチェーンなどの分野で提携する。同社は、重慶永川区役所と重慶質検院の支援を受け、「西部自動運転オープントライアルエリア事業」を設立し、自動運転と「車道協同」(Vehicle-Road Cooperative)がテスト可能な環境を構築し、開放道路でのRobotaxi乗車テストを実施し、スマート交通情報技術とサービスの商業化を推進する。
これと同時に、百度は永川区に自動運転テスト運営センターを設立し、百度Robotaxiの現地での商業化と運営を推進し、重慶市民が自動運転による便利なサービスを早期に体験できるよう支援する。
百度副社長兼スマート運転事業グループ総経理の李震宇氏は、今回百度が重慶市と手をつないだことを明らかにした。さらに長期的な自動運転の目標は、重慶市から南西地域への自動運転の普及で、「百度は自動運転技術の優位性を全面的に発揮し、永川区と積極的に協力して自動運転の「西部モデル」を作り、重慶市の産業を高度化させる」としている。
永川区は20平方キロメートルの双方向180キロの道路をカバーする西部の自動運転オープントライアルエリアを建設する。これは西南地域の自動運転テストとRobotaxiの普及にとって意義があることは言うまでもなく、中国の自動運転車両が「車道協同」及び大規模な開放道路での乗車テストを推進するためにも強力なサポートになる。
参考記事:https://www.leiphone.com/news/201908/UYAVzPZ0zwfZmVan.html