ファーウェイ、HarmonyOSを自動車に搭載へ

10月22日、ファーウェイの開発者会議で、同社常務取締役、コンシューマー事業CEO、スマートカーソリューションBU CEOの余承東氏は、初のHarmonyOS(鴻蒙)ベースのスマートコックビットを搭載した自動車は年末に発売されると発表した。

ファーウェイによると、新しいHarmonyOSベースのスマートコックビットは、シンプルで効率的なUIデザインを採用し、Harmonyのエコロジーシステムを共有している。CASEにおける最も重要なのは知能化とネットワーク化を高いレベルで実現している。Harmonyの次世代コックビットンシステムは地図ナビ、コネクテッド、インフォテイメントなどのファーウェイアプリケーションを集積し、かつ(走行を除く)車両制御システムに深く入り込んでいる。

余氏は講演の中で、「これまでに1.5億人のユーザーが鴻蒙系統(Harmony OS 2.0)をアップグレードしている」と述べた。

今年4月、地場メーカーの東風小康は、ファーウェイと共同開発したSUV「Seres Huawei-Choic SF5」を発表した。この車はファーウェイの「3 in 1」電気駆動システムDriveONE、HUAWEI HiCar、HUAWEI Soundシステムを搭載しており、ファーウェイモールと一部のオフライン店舗の店頭に持ち込んで、販売され始めた。

余氏は講演の中で、今年末か来年初め、東風小康の次世代中高級型SUVにはHarmonyOSをベースとしたスマートコックビットが搭載される見通しであり、また、HarmonyOSに基づき、ファーウェイはすでに80社以上のソフトウェア・ハードウェアパートナーと業務提携を進めていることを明らかにした。

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