ファーウェイHiCar、「新宝駿」RC-6に初搭載

スマホの画面を車のディスプレイに表示させる機能をインターコネクト1.0とすると、HUAWEI HiCarは、スマホと車のインターコネクト2.0と称すべきだろう。これは、スマホと車の間のパイプラインを通じて、スマホのアプリやサービスを車に広げるだけでなく、車とスマホや他のIOTデバイスとの完全なインターコネクトを可能にしている。

今年8月のファーウェイ技術開発者大会で、ファーウェイは、グローバル産業ビジョンの重要な一環として、「人-車-家」の全シーンに向けたスマート・インターコネクト・ソリューション「HUAWEI HiCar」を発表した。

3カ月後、人々はファーウェイのHiCarがどのような車に搭載され、どのようなユーザー体験をもたらすかを待ち望んでいた時、12月29日、HUAWEI HiCarを搭載した初の量産車「新宝駿」RC-6が深セン市に登場した。「宝駿」はGMの合弁企業SAIC-GMが投入した低価格ブランドであり、2019年4月にロゴを変更して「新宝駿」ブランドとして再スタートしている。

ファーウェイ関係者は、「HUAWEI HicarはHarmonyシステムの技術に基づいており、現在多くの自動車メーカーがHarmonyシステムを利用する動きがあり、新宝駿はこのシステムを初めて搭載した自動車メーカーだと説明している。

新宝駿RC-6はHUAWEI HiCarスマート・インターコネクト・ソリューションを搭載し、最大1億3000万個のファーウェイのスマート端末とスマート・デバイスを完全に接続し、自動車とスマホ、PC、その他のIOTなどのハードウェアデバイス間の完全なインターコネクトを実現している。

例えば、スマートウォッチを使用すれば、HUAWEI HiCarのインターコネクトを利用して、新宝駿RC-6のディスプレイに直接ハートビートデータを表示することができる。従来のように、ハードウェアとソフトウェアのエコシステムが分断されているため、さまざまなデバイスを相互に接続することはできない。 HUAWEI HiCarは、スマホと車のインターコネクトを2.0の時代に持ち込んだと言っても過言ではない。

注目すべきは、HUAWEI HiCarのおかげで、新宝駿RC-6は7大機能を実現できるということだ。この7大機能は、スマホと車の自動接続、車内ワンタッチによる家庭電気機器への遠隔制御、車内カメラによる疲労検出、ビデオ通話、ジェスチャー操作、Androidアプリの共有とスケジュールカードだ。

ァーウェイは宝駿以外に、HUAWEI HiCarのインダストリアル・アライアンスを提唱し、各エコロジー・パートナーと自動車メーカーと緊密に協力している。現在、HUAWEI HiCarはすでにボルボ、アウディ、上汽、長安、長城などの主要自動車メーカー数十社と提携し、スマホと車のインターコネクトの業界標準の制定と統一を積極的に推進し、車載アプリ市場全体の発展を促している。


参考記事:https://auto.gasgoo.com/news/201912/30I70148451C601.shtmlhttp://auto.ifeng.com/c/7sqm7dfwWHT

4705