CATL上海新工場、テスラにリン酸鉄リチウム電池供給か

新エネ車情報サイトの「電動邦」によると、CATL(寧徳時代)の上海臨港にあるリチウムイオン電池生産工場は稼働を開始しており、テスラにリン酸鉄リチウム電池を供給する能力を備えている。またテスラ上海ギガファクトリーから3㎞しか離れていないという。

同工場の建設プロジェクトが2021年6月にスタートして、生産能力は約80GWhである。一方、テスラは同月末、CATLと2022年1月から2025年12月までを期限とする新たな電池供給協定を締結した。

テスラは昨年10月、全車種のベーシック版にリン酸鉄リチウム電池を搭載すると発表した。テスラはこのためにCATLから45GWhのリン酸鉄リチウム電池を発注したとの情報もあり、テスラがCATLの上海工場の主要な顧客になると予想されている。

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