2021年10月8日
充電1時間、順番待ち4時間!新エネ車でのお出かけに困惑
「充電1時間、順番待ち4時間」。10月5日、このような報道が中国中央テレビの財政経済チャンネルに放送されたことを受け、新エネルギー車のこの「繰り返し同じ話」は、国慶節連休という特別な時期に多くの新エネ車オーナーが抱える悩みとストレスと重なって、急速に巷でホットな話題となっただけでなく、SNSでも盛り上がった。
国慶節連休中に新エネ車で出かける人が増えたが、ともに増えたのは「充電への不安」であった。
10月1日、深圳から湖南省の自宅に戻ったある新エネ車ユーザーのA氏は、高速道路のサービスエリアで車の充電に5時間以上を費やした。8時間以上かかっていた道のりが、最終的には16時間かかった。
A氏によると、ナビゲーションを調べたら高速道路で渋滞はなかったため、高速道路経由で家に帰ろうとした。走行中は比較的に順調であったが、途中で充電する必要はあった。サービスエリアの充電ステーションに着いたら、ものすごくたくさんの新エネ車が列を作っていた。
「並んでいる4時間、割り込みを心配してトイレにも行けなかった」とA氏は自嘲した。
別のガソリン車ユーザーのB氏がSNSに投稿して、彼は新エネ車ユーザーの友人と一緒に家に帰った。彼は家に着いた時に、友人はまだ高速道路で充電していると語った。
国家電網が明らかにしたところによると、今年の国慶節連休中、国内高速道路の毎日の充電量は過去最高を記録し、普段の4倍近くに達した。充電量が過去最高を更新した理由は主に、国内の新エネ車保有台数が急増したためである。9月末現在、中国国内の新エネ車保有台数は678万台で、今年に入ってから新規に登録された新エネ車は187万台で、すでに2020年通年の1.7倍近くに達している。
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