BYD、「HEFEI」に続き、2隻目の自動車輸送船「CHANGZHOU」号が進水?自社生産拠点の名称に基づいて命名

10月8日、ブロガー「小迪快報」によると、BYDの自動車輸送船「BYD CHANGZHOU」号が山東省煙台市で進水に成功したとのことです。

9月22日に進水したばかりのBYD初の自動車輸送船「HEFEI(合肥)」に続き、今回の「CHANGZHOU」は常州をローマ字表記にしたものです。この命名規則から、BYDが建造する自動車輸送船(RORO船)は、自社の生産拠点の名称に基づいて命名される可能性が高いと考えられます。

BYDの常州工場は2019年に稼働を開始し、主に「オーシャン」シリーズの「シール」や「王朝」シリーズの「元PLUS」を生産しています。また、海外向け「ATTO 3」の主要生産地でもあり、輸出の重要な拠点となっています。

統計によると、BYDは今年8月に30,451台の新エネルギー車を輸出しました。今後、自動車輸送船の引き渡しが進むにつれ、月間輸出台数はさらに記録的な水準に達することが期待されています。

また、BYDの新エネルギー車の海外輸送に使っている「開拓者1号(Explorer No.1)」を加えて、BYDは今後3隻の自動車輸送船を使えるようになります。

この情報を伝えた「小迪快報」は、Weiboで42.5万人のフォロワーを持つアカウントで、長期的にBYD関連の情報を発信しているものの、BYD公式から認証を受けているわけではないと言われています。また、過去にBYDの競合他社である長城汽車やキアに対して、虚偽情報や悪意あるデマを拡散したとして訴訟に巻き込まれたこともあります。

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