長安汽車、グローバル地域本部の建設を準備、2030年までに海外売上比率30%を目指す

国有大手メーカーの長安汽車は、グローバル地域本部の設立を準備し、ASEAN拠点の建設も進めている。

長安汽車は、今年海外市場での計画目標は22万台である。2025年までにASEAN拠点の完成、稼働を目指し、製品をオーストラリア、南アフリカなどの市場に輸出するとともに、欧州本部を建設することで、2025年の海外売上高比率を15%、2030年の海外売上高比率を30%にすることを目標としている。

2023年、中国の自動車輸出台数は、2月末現在63万台に達して、前年同期比52.9%増加した。うち乗用車と新エネ車の輸出台数はそれぞれ52.2万台と17万台であり、前年同期比57.7%と62.8%増加した。

長安汽車は1991年に自動車輸出事業を開始して以来、世界に14の拠点、33の完成車、エンジン、トランスミッション工場を設立しており、海外には400余りの海外販売・サービス拠点を持っている。

2022年の長安汽車の累計輸出車は前年比57.3%増の25万台で、うち長安ブランドの販売台数は14.7万台を突破し、7年連続で増加した。2023年1-2月、長安汽車傘下の自主ブランドの海外販売台数は前年同期比2.93%増の36,695台となった。

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