恒大汽車、覇気ありすぎ!一気に6車種のEV新車を発表

新車発表会を飽きるほど見たかもしれないが、この発表会で一気に6車種の電気自動車が発表されたことを見たことがあるだろうか?

8月3日、不動産大手恒大グループ(Evergrande Group)傘下の恒大汽車(Evergrande Auto)は上海市と広州市で同時に「恒馳」ブランドの6車種を発表した。それぞれ3車種のSUV(恒馳3、5、6)、2車種のセダン(恒馳1、2)、1車種のMPV(恒馳4)をカバーしており、そのラインアップの広さはまた世間を驚かせた。

それぞれの新車はメディアが下記のように紹介している。

恒馳1:中大型セダン。公式発表によると、ホイールベースは3150mmに達し、超大型サイズが高級車のオーラを醸し出しており、古銅色のツートーンカラーのボディと合わせて格別の高級感をアピールしている。

恒馳2:中型セダンは、シャープなヘッドライトデザインと丸みを帯びるボディスラインを組み合わせており、明らかにスポーツスタイルを強調しようとしており、このクラスの位置づけに合致している。

恒馳3:中大型SUV、車全体のデザイン感は丸みがあり、温厚だ。前面四眼式のヘッドライトのデザインは上述の2モデルのデザインスタイルとは異なり、より落ち着いた感じを与えており、中大型SUVのあるべき姿を見せてくれる。

恒馳4:7シートMPVは、前面に新世代のデザインを采用しており、視覚的にはSF的でスマートに見える。

恒馳5:コンパクトSUV、ホイールアーチとボディのラインがかなり際立っていて、非常に強い筋肉感を醸し出して、21インチのハブを組み合わせて、視覚感はかなり良い。

恒馳6:クロスオーバーSUV、滑らかな浪を描くテールデザインで、重心を下げ、流線感も強くして、全体的に非常にダイナミックに見える。車種のラインナップも、1台1台の心がけも、恒大汽車の車づくりへの决意を示している。

価格も詳細なスペックもなく、明確な発売日もなく、恒大汽車が出した最初の車作りの作品は予想外だった。

恒大汽車に近い関係者によると、「6台のデザインこそが今回のイベントの最大の見どころだ」という。

2019年10月、恒大は世界トップレベルの自動車デザイン水準を代表する15人の巨匠と戦略的提携協定を締結し、「恒馳」ブランドの全シリーズ車種に世界トップレベルのデザインを提供すると約束した。

今回登場した6車種は、世界的なデザインの巨匠Anders Warming氏、Michael Robinson氏、丸山公顧氏らの手によるものだという。中でもAnders Warming氏はBMW、Mini、Borgwardのチーフデザイナーを歴任した。

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