吉利とフォックスコンが合弁会社を設立、自動車製品の受託生産サービスを提供

1月13日、吉利控股集団有限公司(以下、「吉利」)は、電子機器受託製造大手Foxconn Technology Group(以下、「フォックスコン」)と戦略的提携協定を締結したと発表した、両社は合弁会社を設立し、世界の自動車メーカーとモビリティ企業に、自動車完成車、部品、スマート制御システム、自動車エコロジー、電気自動車全産業チェーン全プロセスなどを含む受託生産とカスタマイズコンサルタントサービスを提供する。

合意によると、合弁会社はそれぞれ50%の株式を保有する。合弁会社の取締役会は5人の取締役で構成されている。このうち、フォックスコンは3名、吉利は2名の取締役を任命し、フォックスコンが会長を務める。合弁会社はICT(情報通信技術)分業モデルを導入し、顧客企業の革新的で効率的な製造サプライチェーンシステムとビジネスモデルへのモデルチェンジを加速させ、自動車メーカーのCASE戦略をサポートする。

自動車の知能化、電動化トレンドの加速に伴い、テクノロジー企業と自動車メーカー間の国境を越えた提携もより頻繁になっており、1月11日、吉利と百度はスマート電気自動車会社を設立し、完成車メーカーとして自動車業界に進出すると発表した。

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