GM、自動運転スタートアップ企業のMomentaに3億ドルを出資

中国の自動運転スタートアップ企業の「Momenta(初速度科技)」が新たな資金調達を完了したと報じられた。具体的な金額は不明であるが、このうち、GMがリードインベスターとして3億ドルを投資した。

ある情報筋によると、Momentaは中国の新エネルギー車トップのBYDと合弁会社を設立し、自動運転システムの量産化を推進する意向も示している。

自動運転企業にとって、充実した資金は必要条件にすぎず、自動車メーカーやTier 1などの自動車産業チェーン資源こそが十分条件である。この点でも、Momentaは大手OEMの支持を集めている。

これまで、Momentaは完成車メーカーのトヨタ、GM、ダイムラー、上海汽車及びTier 1のボッシュからの投資を受けており、戦略投資家としての顔ぶれは十分に豪華といえる。

これらの会社はMomentaに資金支援を行うだけでなく、その後もプロジェクト協力を継続的に行うことが期待される。

新たな資金調達を手にしたMomentaは上場ペースを加速させる。

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