初モデル「難産」、恒大汽車は3回目の「3ヵ月の突貫工事」突入へ

最近ネットでは、恒大汽車が初モデルの電気自動車「恒馳5」の予約販売を無期限延期するとの情報が流れて一時ホットな話題となった。延期の理由について、「やはり資金面での問題が多いのでは」との憶測が飛び交っている。

これに対して恒大汽車は、ネット上で流れている無期限延期説がデマだと否定したうえ、感染症拡大とそれに伴う防疫対策の影響で、「恒馳5」は今年6月22日に予定されていた量産時期を3ヵ月後の9月20日にずらし、予約販売を正常に進めていると説明した。

過去において恒大汽車は、「3ヵ月頑張ろう」と3回も叫んだ。昨年、恒大汽車総裁の劉永灼氏は、3ヵ月の攻略戦で、22年年初に初モデルを天津工場でラインオフすると明言した。今年3月には、会長の許家印氏は、重要な会議をさぼって、恒大汽車のイベントに来場して、「懸命に奮闘し、3ヵ月頑張って、6月22日には必ず『恒馳5』の量産を実現せよ」ともう一度宣言した。

そして今回の延期はまた3ヵ月であるため、一部のメディアは、さすがに建築屋出身の恒大汽車で、3ヵ月の突貫工事が好きだと揶揄している。

これまでに明らかになった情報を見ると、恒大汽車は代理店制、オンライン直販の2パターンの販売方法を採用する予定である。代理制計画に基づいて、恒大汽車は現在、北京、上海、広州、深センなど18都市で代理店を募集している。

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