一部のメディアによると、3月22日の夜、恒大汽車は初の量産モデル「恒馳5」の量産決起大会を開催し、恒大グループ董事局主席で元恒大会長の許家印氏が「3カ月間全力を尽くして、6月22日までに必ず恒馳5の量産を実現したい」と宣言しました。

工業情報化省が最新の自動車生産企業・製品（第353回）リストを発表したところ、恒大汽車の初の量産車「恒馳5」がリストに含まれています。これにより、恒馳5は工業情報化省の新車公示期間1カ月を通過し、販売資格を得たことが確認されました。

恒馳5には3つのディスプレイとARナビゲーションが搭載され、L2.5級運転支援に対応しています。150キロワットのモーターを搭載し、0から100km/hまでの加速時間は7.8秒で、CLTCでの航続距離は602キロです。

恒馳5はコンパクトなEV SUVとして位置付けられ、ボディサイズは4725/1925/1688mm、ホイールベースは2780mmです。発売後はアウディQ3やBMW X1などと競合し、価格は20万元前後になる見込みです。

なお、恒大汽車の公式ウェブサイトを確認したところ、詳細情報は「即将上线，敬请期待」（まもなくオンラインになりますので、お楽しみに）の8文字しか表示されていませんでした。

恒馳5