テスラ、4200万元を投資し、上海で充電スタンドを生産へ

11月26日、テスラが提出した最新文書によると、同社は4200万元(約640万米ドル)を投資して上海に新工場を建設し、来年から中国で電気自動車充電スタンドの生産を開始する計画だ。

同文書によると、充電スタンドの生産工場は完成車を生産している上海工場の近くに位置する。同工場は2021年2月に完成する予定で、年間1万基の充電スタンドを生産する予定だ。テスラは現在、米国から充電スタンドを中国に輸入している。

テスラは現在、中国で4車種すべてを販売しているが、国産化を実現しているのはModel 3のみで、今年1月から10月にかけて、中国でModel 3を9万4492台販売している。Model Yは今後数ヶ月で上海工場で生産を開始し、Model SとModel Xは米国カリフォルニア州で生産し、アジア各国市場に輸出している。

Model 3とModel Yが上海工場で量産されることに伴い、今後テスラの電気自動車の販売拡大が予想される。充電の待ち時間を減らし、全国のどこでも充電可能にするために、より多くの充電スタンドが必要になっているため、テスラは充電需要の急増に向けて準備を進めている。

現在、中国には多くの政府補助金があり、消費者による電気自動車の使用が奨励されており、これにより、電気自動車の購入価格が低下している。現在、Model 3のStandard Range Plusバージョンは、販売価格が30万元の大台を下回っているため、テスラにとって唯一の補助金対象モデルとなっている。補助金を受ける前のModel 3の販売価格は26万9700元だったが、補助金後の価格は24万9900元に下がった。

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