トヨタは北京市の自動運転道路テストライセンスを取得し、年内に試験開始へ

北京市の2020年自動運転車道路テストライセンスの取得者リストによると、トヨタ自動車研究開発センター(中国)有限公司が資格を取得し、4台の自動運転車を投入する予定だ。トヨタ以外に、ダイムラー、アウディ、百度、自動運転スタートアップ企業のPony.ai、および生活総合サイト「美団点評」の子会社である「三快オンライン」の計6社が含まれている。

2020年6月現在、北京市の自動運転道路テストの安全走行距離は158万キロを超え、13社の77台の車両に臨時ナンバープレートが交付されている。

今年末までに北京市は、中関村エリアで第2次自動運転テスト道路を追加し、いままでのテスト道路を合わせて約400キロの自動運転テスト道路を開放する予定だ。

トヨタは1990年から「交通死傷者ゼロ」を究極の目標とする自動運転技術の開発研究に力を入れてきた。Mobility Teammate Conceptをベースに、自動運転技術によって高齢者、障害者を含むすべての人が安全で快適に自由に移動できる社会を構築することを目指している。

トヨタはMobility Teammate Conceptに加えてHighway Teammateコンセプトを掲げ、高速道路の入口から出口まで自動走行を実現する新型自動運転技術の開発を進めており、2020年に実験車両に搭載することを目指している。

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