3月の乗用車卸売台数は、前年同月比48.1%減の100万台、新エネルギー乗用車は同49.2%減の5.6万台

全国乗用車市場情報連席会(以下は乗聯会)は9日、2020年3月の全国乗用車生産販売データを発表した。

3月の全メーカーの乗用車卸売台数は前月比2月の3倍に達したものの、前年同月比48.1%減の100.0万台で、1-3月の卸売販売台数は同比45.3%減の282万3000台で、前年同期比234万台減少した。

うち、3月の新エネルギー乗用車の卸売販売台数は前月比では4倍に増加したものの、前年同月比49.2%減の5.6台で、このうちプラグインハイブリッドの販売台数は同比59%減の9200台で、電気自動車は同比48%減の4.7万台だった。

3月の全国乗用車小売り台数は前年同月比40.4%減の104.5万台、1-3月の累計小売台数は同40.8%減の301.4万台にとどまった。

乗聯会事務局長の崔東樹氏は、「3月前半は各業種が徐々に業務を再開したことで、自動車市場は回復する兆しがわずかに見えた」と分析したうえ、「しかし、後半に海外の新型コロナウイルス感染が深刻化し、国内の消費マインドが挫折し、3月後半の回復が鈍った」と付け加えた。また、4月の自動車市場については、「消費マインドは緩やかに回復するも、市場はあるべき水準に戻らず、前年同期比15%程度下落する」と予想した。

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