家電大手の創維集団も自動車産業参入へ

シャオミの自動車産業参入に続き、もう一つの大手企業も参入すると発表した。4月13日、家電大手の創維集団(Skyworth Group)は4月27日に意思疎通会を開催すると発表した。公式発表されたポスターによると、創維集団は創維スマートカープロジェクトを立ち上げる。スローガンは「未来をもう一度創り導く」である。

このニュースはこれまでのメディア報道を裏付ける形となる。第9回中国電子情報博覧会では、創維集団のブースに創維ブランドの車が展示されており、その車はEVベンチャーの天美ブランドのET5というモデルからブランド変更されたものとなっている。会場の関系者によると、創維集団は4月下旬、天美ET5をリニューアルし、新車を創維に改称し、新車のテールマークも創維の英語名「Skyworth」に変更した。

資料によると、EVベンチャーの江蘇天美汽車有限公司は2019年11月に設立され、法定代表者は黄宏生氏である。黄宏生氏は創維集団の創業者である。

ここ1年、自動車産業への新規参入は「雨後の筍」のように増えてきた。恒大、百度、フォックスコンからアップル、シャオミ、ファーウェイなどのテクノロジー大手が続々と自動車産業に参入しており、あるネットユーザーは「当時は集団でスマホを作っていたが、今は集団で車を作っている」とコメントしている。

業界関係者の分析によると、多くの企業が自動車産業に参入したのは主に2つの原因があり、1つは電動化が車を作る敷居を下げたことである。2つ目は知能化がもたらす巨大市場である。しかし、自動車産業の電動化と知能化は、トレンドであるが、この道は必ずしも順風満帆ではなく、これらの新規参入企業が市場で生き残るためには市場の試練に耐えなければならない。

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