台当たり赤字1万元、長城汽車の小型EV受注停止

科学技術情報サイトの「快科技」によると、2月14日、長城汽車傘下の新エネ車ブランドORAのAPPから人気小型EV、BlackCat(黒猫)、WhiteCat(白猫)の受注停止の通知が送られ、ユーザーから生産終了したのではないかとの疑問の声が上がっている。その後、長城汽車のORAブランドCEOの董玉東氏は、24日にORAアプリを通じて、受注停止の件について、「受注停止だけで、生産停止ではない。我々は確かに困難に直面している」と説明した。

董玉東氏によると、「受注停止はやむを得ない。車載チップ供給不足と電力不足の下で、2つのモデルの受注残は累計2万台を超えた。現在の生産量から計算すると、受注を続けた場合、新規注文の納期は2022年下半期まで待たなければならない」という。

説明では、ORAは、2022年に原材料が上昇した後、1台当たり1万元以上の損失を出したとしている。

現在、ORAブランドにはBlackCat、WhiteCate、GoodCat、GoodCat GT、iQなど5種類のモデルが販売されている。このうちとBlackCat、WhiteCateはA0クラスのエントリーモデルで、2台の販売価格帯は6.98-8.48万元と7.18-8.88万元である。

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