2019年12月18日
DiDiとNVIDIA､自動運転とクラウドコンピューティング分野で提携
DiDiとNVIDIAは12日18日、NVIDIA GPUとその他の技術を利用して自動運転とクラウドコンピューティングソリューションを開発することで提携すると発表した。
DiDiはデータセンターでNVIDIA GPUを使って機械学習モデルを訓練し、NVDIA DRIVEを用いてL4クラスの自動運転車に（判断､推論などの）知的能力を付与する。今年8月、DiDiは自動運転部門を独立会社に格上げし、業界パートナーと幅広い提携を始めている。
DiDiの自動運転AI処理の一環として、NVIDIA DRIVEは複数のディープニューラルネットワークを介して各種センサー（カメラ、レーザーレーダー、レーダーなど）からのデータを融合することで、自動車を取り巻く環境を360度キャッチし、安全な走行経路を計画することができる。
DiDiはNVIDIA GPUデータセンターサーバをディープラーニングモデルの訓練に利用する。またクラウドコンピューティングについては、同社はAIベースアーキテクチャを構築すると同時に、コンピューティング、レンダリング、およびゲーミングなどさまざなま用途を対応するvGPUクラウドサーバを開発する予定だ。
DiDiクラウドは、新しいvGPUライセンスモデルを採用する。DiDiクラウドは現在、NVIDIAなどの業界パートナーと協力して、交通、AI、グラフィックレンダリング、ゲーム、教育研修など多くの分野にサービスを提供する予定だ。
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