2020年8月14日
ファーウェイ、1万人体制で低コストのレーザーレーダーを開発へ
ファーウェイのスマート自動車ソリューション部門総裁の王軍氏はこのほど、第12回自動車青書フォーラムで、次のように述べた。ファーウェイは現在、武漢市に1万人以上の光電技術研究センターを有しており、同センターは現在レーザーレーダー技術の研究開発に力を入れており、短期的に100本のレーザーレーダーを開発することを目標としており、将来的にはレーザーレーダーのコストを200ドル(約1391元)、さらには100ドル(約695元)に削減することを目標にしている。
報道によると、ファーウェイは昨年10月、レーザーレーダーやミリ波レーダーなどのスマートカーセンサーの開発計画を明らかにした。これはファーウェイがMDCスマート運転プラットフォームために構築した4つのエコシステムのうちの一部だ。米国によるファーウェイ制裁に伴い、ファーウェイがより多くのリソースをスマートカー分野にシフトする可能性もあり、レーダーセンサーはまさにその中の非常に重要な一環になる。
レーザーレーダーの研究開発のほか、ミリ波レーダー分野にも進出している。前出の王氏によると、ミリ波レーダーと5G通信技術は比較的類似しているため、ファーウェイは、より高度な5G技術でミリ波レーダーを開発し、ミリ波レーダーの性能を、32本レーザーレーダーに相当するレベルまで引き上げ、レーザーレーダーよりはるかに安い価格を実現する。
また先日、ファーウェイは蘇州市(江蘇省)でファーウェイ自動運転ネットワーク技術サミット」を開催し、「ファーウェイ数通自動運転ネットワーク共同実験室」を設立すると発表した。
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