上汽VWの新エネ車工場は20年までに完成

昨年10月に上汽VWの新エネ車工場が着工した。これはフォルクスワーゲングループの世界初のMEB工場で、2020年10月に正式に稼働し、年間生産能力は30万台に達する見込みだ。MEBプラットフォームをベースに開発されたフォルクスワーゲンの複数のブランドの次世代電気自動車が、ここで生産される。最新の公式写真を見ると、同社の工場はすでに相当の規模となっている。

工場の投資総額は約170億元、建築面積は約61万平方メートルで、プレス、ボディ、塗装、組立と電池組み立てライン、ボディ分配センター、高架立体倉庫、テストコースなどの施設を備えている。計8つの歩廊、6つの歩道橋が設計され、完成後はすべての人が歩道橋で行動し、歩道橋は各作業場間の資材輸送を実現し、本当の意味での人と車の分流を実現する。

MEBプラットフォームは全て「電気自動車モジュール化プラットフォーム」と呼ばれ、フォルクスワーゲングループが初めて大規模生産のために開発した電気自動車(EV)プラットフォームとなる。現在、工場の主要建設はほぼ完了しており、プレス、ボディ、塗装、組立、電池組み立てラインでは設備の据え付けが開始されており、早ければ10月末にも試し生産が開始されるとの情報が伝えられている。

アウディQ4 e-tron、フォルクスワーゲンID.CROZZ、スコダVISION iVは、上汽VWのMEB電気自動車工場で先に投入する3車種のSUVとなる見通しだ。

完成イメージ

組み立て工場

ボディ工場

バッテリー工場


参考記事:https://www.d1ev.com/news/qiye/97803

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