テスラ、再び大幅値下げ、Model 3は20万元に迫る

昨年10月24日の値下げに続き、今年早々にはテスラの国産モデルが大幅に値下げされた。

2023年1月6日、テスラの全モデルの販売価格が更新され、そのうちModel 3とModel Yの販売価格はさらに引き下げられた。今回の値下げでModel 3の販売価格帯は22.99-32.99万元、Model Yの販売価格帯は25.99-35.99万元で、下げ幅はそれぞれ2.0-3.6万元と2.9-4.8万元になる。今回の下げ幅は昨年10月のそれよりも大きい。

1月6日付で、テスラの対外担当副総裁の陶琳氏がSNSで、「テスラの価格調整の背後には、無数のエンジニアリング革新が含まれており、実質的には唯一無二のコストコントロールの優れた法則である。完成車のインテグレーション設計に限らず、生産ラインの設計、サプライチェーンの管理、さらにはミリ秒級でロボットアームの協同路線を最適化することを含む『第一性原理から出発』し、コストによる価格設定を堅持する」とコメントした。

テスラの頻繁な値下げは、販売実績が予想に達していないことが大きな要因だとの見方がある。

テスラはこのほど、2022年通年の販売台数見込みを発表し、前年比40%増の131万台となり、これまで設定していた年間販売目標150万台を達成しなかった。2022年の世界新エネルギー車販売台数ランキングでも、テスラは、186.8万台のBYDに首位の座を明け渡した。

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