テスラ、上海に2番目の工場を建設する計画は本当か

一部のメディアが海外メディアの報道を引用したところによると、テスラが中国での生産能力を2倍以上に引き上げるため、上海に2カ所目の工場を建設する計画で、早ければ来月にも、新工場の建設に着手するという。

新工場は上海浦東新区の中国(上海)自由貿易試験区臨港新エリア内で、現在のテスラ上海ギガファクトリーのすぐ近くに位置する。現時点では、生産能力やコスト、スケジュールは不明である。

しかしこの情報が伝えられて間もなく、テスラの内部関係者によって否定された。噂は新工場建設計画ではなく、現在の工場の能力拡張計画であると科学技術情報サイトの「快科技」が明らかにした。

上海企業・事業体環境情報公開プラットフォームによると、テスラは2月22日、上海ギガファクトリープロジェクト(1期)の第1段階の部品生産工程向上プロジェクト(生産能力調整)の環境評価報告書を発表した。

テスラは報告書の中で、輸出ニーズを満たすため、テスラ上海ギガファクトリーは1期区画の既存工場内に同プロジェクトを建設する予定で、生産現場の増加、労働者数の増加、設備稼働率の向上などの方法を通じて、部品の生産能力を高める予定だとした。

これまでの情報によると、能力拡張が完了後、テスラ上海ギガファクトリーの生産能力は年間100万台に引き上げられる。

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