VW、電気自動車MEB工場が安徽省で着工

フォルクスワーゲン(以下は「VW」)の安徽省合肥市にあるMEB工場がこのほど建設に着工した。同工場は上汽VWの安亭MEB工場と一汽VWの佛山MEB工場に続き、VWが中国で建設した3ヵ所目、世界で7ヵ所目のMEB工場となる。

計画によると、同工場は2022年半ばに竣工し、最初の車種は2023年下半期に生産する予定である。VWは2025年までに年間約150万台の新エネルギー車を販売する計画である。

VW安徽省の新工場の建設には、地場メーカーのJAC(江淮汽車)の旧工場の改築と拡張のほか、新しく作った車体工場も含まれる。総敷地面積は50万平方メートルに達し、うち車体工場の敷地面積は約14万1000平方メートルの見込みである。新工場では、オフィスエリアでの蒸気床暖房の使用や低エネルギー消費生産設備の選択など、一連の省エネ対策を採用し、グループ全体の炭素排出量削減目標の達成を支援する。また、工場内にバッテリーや部品サプライヤー向けの施設を建設する計画である。

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