10月27日午後のライブ配信で、財経作家の呉暁波氏が、中国家電大手のＧREE電器会長兼総裁の董明珠氏にテスラにシャシーを提供するかどうか尋ねたところ、肯定的な回答を得た。その後、ネット上で驚きと疑問の声が相次いでいる。

董明珠氏は、GREE電器傘下の子会社である珠海格力智能装備公司を通して、テスラの部品製造に装備を提供しているとした上で、すでに世界の複数の新エネルギー自動車部品製造企業に装備サポートを提供していると述べた。

つまり、GREEはテスラに直接シャシーを供給しているのではなく、シャシー製造装備を供給しているのである。

珠海格力智能装備公司は、ＧＲＥＥ電器の完全子会社で、現在産業用ロボット、NC制御工作機械、精密インバーター冷却機、スマート物流倉庫保管、サーボロボットハンド、大型自動化生産ライン、蒸気精洗機、精密全電動射出成形機、検査自動化設備、工業自動化設備などを製造している。

テスラの対外担当副社長の陶琳氏は先に、テスラのサプライチェーンの現地化率が95%を超えたと明らかにした。テスラのサプライチェーンのリストを見ると、重要コンポーネントのチップ、集積回路部分を除き、車体全体のほとんどが中国国内で製造されている。