工業情報省大臣、規律違反の疑いで摘発される

7月28日、中国中央紀律検査委員会・国家監督委員会のウェブサイトによると、工業情報化省、党書記、部長(大臣)の肖亜慶氏は、紀律違反の疑いがあり、現在審査・調査を受けている。具体的な容疑は不明である。

肖亜慶氏は、2020年8月に工業情報化省の党書記、部長(大臣)に任命され、2008年に工業情報化部設立以来、李毅中氏、苗ウ氏の2人に次いで、3期目の大臣である。大臣が任命からわずか2年で、規律違反や違法の疑いで摘発されたことは、中国の新エネ車産業にどんな影響が与えるかは注目される。

最近、中国の半導体業界では、複数名の業界大物が不正の容疑で連行されており、業界を震撼させている。過去数年、中国の半導体業界は、政府からの投資が増加し、新規参入も相次いでおり、急成長しているかのように見える。しかし制度上の欠陥により、これも、補助金を狙う「ハイエナ企業」が集まっているような環境を作り上げた。今回、半導体産業を管轄する部署である工業情報化省大臣の失脚は、逮捕された他の業界大物と関連があるかどうかは興味深いことになる。

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