ダイムラー傘下のシェアリングサービスCar2go重慶から撤退

「経済観察網」の記者は5月14日午後、ダイムラー智行(中国)有限公司(以下「ダイムラー智行」)重慶支社に問い合わせたところ、下記解答が得られた模様。

「弊社のCar2goは現在、重慶ではサービスを停止しました。今後具体的にどのように調整するかは北京本部からの通知を待っていますが、重慶ではもうCar2go車はありませんので、お電話でお問い合わせいただきありがとうございます」と。

現在、重慶市全域でこのような白と青のベンツSMARTブランドのシェア自転車を見ることはできず、登録ユーザーは約2週間前からダイムラー智行が500元の保証金を返済されたという。

Car2goはダイムラーのグローバル戦略における重要なツールである。重慶はダイムラー智行が中国で唯一のシェアカーを運営している都市で、Car2goの退却は、ダイムラーのモビリティサービスの試みが中国で挫折していることを象徴している。

工業情報化省の資料によると、ダイムラー智行の登録資本金は2億9200万元で、2015年2月16日に設立され、ダイムラー智行交通サービス集団が全株式を保有する。

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