3月15日、一部のメディアによると、昨年から資金不足で生産が停止していたAiways（愛馳）が、最近新たに数億元の資金調達を受け、操業を再開し、国内市場を断念して海外市場に力を入れることを発表しました。

情報によれば、同社は今年の旧正月明けに小規模な操業再開式典を行い、新たな経営陣メンバーを決定しました。そのメンバーには、法人代表の郭超氏、CEOの朱小華氏、総裁の付強氏が含まれています。また、同社は今月末か4月初旬に本格的な生産再開を予定しています。

Aiwaysは2020年5月から海外市場に進出し、現在、欧州および中東市場で5000台を超える受注残があり、一部の注文には約2億ユーロ相当の手付金が支払われているとの情報もあります。そのため、Aiwaysは国内市場ではなく、海外市場に焦点を当てることを選択しました。

2017年に設立された同社は、創業者の付強氏が伝統的な自動車メーカーで役員を務めていました。Aiwaysは国内市場では苦戦しましたが、海外市場の展開については楽観的な姿勢を保っています。

Aiwaysは昨年、資金不足で生産が停止しましたが、海外市場では引き続き操業を続けています。新たな資金調達は同社の再稼働に役立ち、上場計画を進めることができるでしょう。

注目すべきは、2023年7月、Aiwaysは株主統治臨時ワーキンググループを設立し、「操業再開・生産再開を迎える」と表明しました。2ヵ月後、メディアが取材したところ、Aiwaysの本社は荒れ果てており、廃棄された机や椅子が残り、ほこりで覆われていました。

Aiwaysの今回の戦略は海外市場に重点を置くことが期待されていますが、口先だけの大げさなことでないことを願っています。