理想L7「自動運転」モード走行中、看板に描かれた「人間」を誤認して急ブレーキ

先日、ネット上で、理想L7のユーザーの一人が「自動運転」モードで走行中、車両が道路脇の看板に描かれた「人間」を誤認して急ブレーキをかけたとツイートし、話題となった。

車両に備え付けられたドライブレコーダーの再生映像によると、この車両は片側2車線の道路を走行していたが、前方に障害物はなく、急に80km/hから20km/hに減速し、そのままブレーキをかけて停止した。この時、道路側にはスタートラインにしゃがんでいる選手が描かれた巨大な看板があった。

これについて理想汽車側は、「具体的な原因についてはエンジニアが分析・診断を行う必要がある」と回答した。

理想L7にはレーザーレーダーが搭載されており、理想汽車CEOの李想氏もソーシャルメディアで理想汽車が使用しているレーザーレーダーが中国ブランドのHesaiの製品だと言及していた。

レーザレーダがカメラや通常のレーダに比べて、空間情報の深さだけでなく、外部からの光も必要としないという利点があり、自動運転用のセンサーとして高い性能が期待されている。しかし、レーザーレーダーを搭載しても、100%の正確に識別できない。高度運転支援(ADAS)には依然として不確実性要素が多すぎるので、使う時に十分な注意が必要である。

今年1月、別の理想汽車ユーザーはSNSに、「自動運転」モードで高速走行中に前方を並走する車両と衝突したと投稿した。

 

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