百度Apolloの自動運転車ははじめて都市部主要道路でテスト開始

河北省滄州市でこのほど、第二次コネクテッドカーテスト道路網が開放された。道路網の開放に合わせて、百度は「Apollo自動運転と路車協調(滄州)応用実験室」、「自動運転革新応用運営センター」を設立すると発表した。

「応用実験室」は百度のApolloが都市部における自動運転の実用化と技術応用に向けた実験室で、自動運転と路車間協調の技術を模索しつつ、大規模な実用化を試みるための機構だ。「運営センター」は「実験室」の重要なサポート機関として、ApolloエコシステムのパートナであるYUNTU(雲図科技)が自動運転車両関連の全体運営業務を担当する。

河北省滄州は、都市部の主要道路をコネクテッドカーテストに開放した全国初の都市だ。滄州インテリジェントコネクテッドカーパイロットエリアは、滄州経済開発区から滄州市の主要エリアまで延びている。百度は2019年9月、滄州市と自動運転、スマート交通の戦略的提携を始めており、現在、百度Apolloは滄州市で第一次パイロットユーザー向けの自動運転タクシーの試乗体験を開始している。

滄州市のほか、湖南省長沙市も百度Apolloの重要な提携都市だ。4月19日、百度は自動運転タクシーサービスを市民に開放した。長沙市のユーザーは百度地図とアプリ「Dutaxi」を使ってワンタッチでRobotaxiを呼び、無料で試乗することができる。


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