テスラ、中国でのFSD導入はまだ承認待ちの段階にあると回答

先日、中国のネット上で、テスラの中国ユーザーマニュアルがFSD(Full Self-Driving)に関する内容を更新したとの情報が広まっています。ユーザーマニュアルの更新は、テスラのFSDが間もなく承認される兆候と見られ、観測によれば、テスラのFSDは今年年内に中国で導入される可能性があるとされています。

ちょうど今月17日には、工業情報化省、公安省、住宅都市農村建設省、交通運輸省の4部門が「コネクテッドカー参入・路上通行試行業務の展開に関する通知」を発表しました。これにより、L3以上の自動運転の路上走行が許可される可能性があるとの観測が広まりました。

FSDの最新進展について、一部のメディアはテスラ中国に問い合わせました。その結果、まだ承認待ちの段階であり、FSD機能は依然として制限された状態にあり、公式には対外的な更新宣伝が行われていないとの回答がありました。

実際に、テスラの公式サイトで更新されたFSDの内容は、正確にはテスラ中国の公式サイトの下、北米地域のユーザーマニュアルの中国語版ページに表示されています。日本語版ページにも同じ内容が掲載されています。一方、アジア太平洋地域を開いてみると、まだAutopilotの関連機能と紹介しか表示されず、FSDは含まれていない状態です。

テスラ中国の公式サイトに掲載されているModel 3ユーザーマニュアル

ただ、テスラに近い関係者は、テスラ中国が関連部門に積極的に協力して法規制の制定を推進してきたことも明らかにしました。年末までFSDが承認されるとみるのは楽観的すぎるかもしれないが、FSDが承認されるのは、そう遠くないでしょう。

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