2020年、テスラは中国で4000基の充電スタンドを拡張へ

6月16日、テスラのイーロン・マスクCEOはツイッターを投稿し、中国とアジア太平洋地域のテスラスーパーチャージャーの使用率が新型コロナウイルス蔓延前の最高値を超えたと明らかにした。

マスク氏が公開したテスラのスーパーチャージャー使用トレンドグラフによると、中国のスーパーチャージャー使用率は急激に低下し、2月には一時30%前後まで低下したが、底を打った。一方、北米や欧州でも4月には利用率が約30%に低下した。

しかし、4月初めには中国とアジア太平洋地域のスーパーチャージャーの使用率が回復し始め、6月10日現在、中国とアジア太平洋地域のスーパーチャージャーの使用率は100%に達している。欧米地域での利用率の推移はほぼ同じで、欧州では60%以上と北米をやや下回り、北米地域では80%近くの利用率となっている。

中国市場での充電スタンド需要の拡大を受け、テスラは2020年に中国で4,000基のスーパーチャージャースタンドを設置する計画を明らかにした。これは過去5年間の総数をはるかに上回る。過去5年間で、テスラは中国の150以上の都市に2500以上のスーパーチャージャースタンドと2400以上の普通充電スタンドを設置し、東西にまたがる充電ネットワークを形成している。

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